1949-08-26 第5回国会 衆議院 建設委員会 第25号
かねがね申し上げます通り、建設行政の一元化という建前から、どうしても建設の方面の仕事は現在の建設省でありまするが、あるいは國土省とでも申しまするか、もしくは公共事業者とでも申しまするか、それにまとめなければならぬという考えで案を持つている。そして御承知の通り行政制度審議会を設置されましたので、私どもの考えは、案をこの審議会に出しまして、今研究をいたしてもらつておるのであります。
かねがね申し上げます通り、建設行政の一元化という建前から、どうしても建設の方面の仕事は現在の建設省でありまするが、あるいは國土省とでも申しまするか、もしくは公共事業者とでも申しまするか、それにまとめなければならぬという考えで案を持つている。そして御承知の通り行政制度審議会を設置されましたので、私どもの考えは、案をこの審議会に出しまして、今研究をいたしてもらつておるのであります。
こういうようなことを考えて見ますると、かねてから我々からお願いしてあつたやはりこれらの組織を一纏めにした総合建設省ですか、國土省ですか、或いは公共事業省ですか、何かそういうものを作つて頂かなければ、総合的にこれらのものを順序よく將來を考えた計画がなかなか立ち難いというようなことが考えられるのであります。
思うに我が國の如き災害、殊に水災害のしばしば到る國においては、先ずこれを未然に防止する施策を講ずるとともに、(本会においては、このため從來数回に亘り「國土保安地帶」の設定、総合「國土省」の設置「総合國土審議会」の設置等の諸施策の実施を要望して來た)、その一たび発生するや、法案規定の如き水防組織を整備し、水防活動を実施することは、その趣旨においては、何ら異論をさしはさむものではない。
本法案は日本再建の基礎として、國土省または公共事業者として総会的國土計画を実施できるよう一大修正を要すると認むるも、この際少なくとも運輸省、商工省両省の改組に関連して、港湾及び電源開発の二部門は、建設省主管となすべきことを至当と認められるにつき、特段のご考慮を煩わしたく、別紙修正意見を添付して申し入れます。
総合國土計画、建設行政の一元化という線に沿いまして、われわれ建設委員は、各省に分属、複雜多岐にわたつておりますところの建設行政を一元化し、総合的な國土省または公共事業省の設置に、引続き努力して参つたのであります。片山内閣当時内務省解体ということがございまして、当時戰災復興院と内務省國土局とを合しまして建設院ができました。
すなわち山林やその他の開拓関係は全部國土省となりますか、公立事業省となりまか、そういう面に全部吸收されるということが考えられるのでありますが、そういうような論に対して、どういう御意見を持つておられるかということを伺いたい。
これは治山、治水、利水の総合一貫機構を作つて頂く、つまり建設省をむしろこの際國土省とでも言うべきものに改編して頂いた、こういつた問題について特に仕事のやりいいような自治機構に直して頂きたいというのが、かねてからの私たちの要望であつたのでございます。 それから第六といたしまして、都道府縣に自治委員会を設けさせて貰いたいというのでございます。
私は今今村委員がお話になりましたから、すでに建設院設置にあたつて当時の國土計画常任委員会が、いかに眞劍に大復興省、國土省をつくるべきかということの議論をしたかは、当時の速記録にはつきりと残つておりますから、これを繰返すことはいたさないのでありますが、そのときすでに國土計画委員会では、各党各派をあげて完全に一致した意見であつたのであります。
私も十分大体承知しておりますが、大建設省と申しますか、國土省と申しますか、又公共事業省と申しますか、その省名等はとにかくといたしまして、建設省の今後所管をいたして行かなければならん仕事について計画案を持つております。
行政機構につきましては、去年の建設省設置の御審議を願つたときの御意見なり、又御決議等もよく承知しておりますので、建設省をどういうふうに発展的に解消するかは、平素常に考えておつたわけでございまして、本当のことを申しますと、公共事業省的なものにするか、或いは國土というものを中心とした國土省的なものにするかというようなところが、根本的に論議されるのではないかと思われるわけでございます。
それなら食糧省をつくれ、あるいは國土が大事であるから國土省をつくれ、水産が大事だから水産省をつくれ、そういうような議論が成立つことは一應うかがえますけれども、食糧が大事であつて水産が軽い。あるいは林業が大事であつて水産が軽いというようなそういうわけ隔てはありません。
私は昨年参議院の本会議の自由討議の席上で、むしろこの林野局というのは建設面から、國土的見地の上から、建設省と申しますか、國土省と申しますか、その方に移して、そうして治山治水対策なりその他の万全を期したらいい、こういうことを議員各位に呼び掛けたのであります。この点に対しまして農林大臣の御所見を伺いたいと思います。
○千田正君 本法案に對しては、將來國土省或は建設省というような強力な國土建設の行政機關が、必ず設置されるという前提の下における、暫定處置であるという點においてのみ、本案を了承し、贊成したいと思います。
建設省ないし國土省の設置は万人の熱望するところである。二百日の長期にわたる國会中に、ついにバラツク建の建設院しかつくり得なかつたのは遺憾千万である。しかしながら、本日片山総理大臣は、國会の意思は十分尊重すると申されたことを諒とし、われわれに最も近き將來に建設省ないし國土省設置法案を提出する決意である。
あくまで建設省または國土省ともいうべきものをつくるべきだと思います。しかうしてこの意見は決して私一個の意見に止まらない。すでに國を憂うる世の識者のひとしく認むるところのものであり、天下の大勢であり輿論となつております。從つてまた本委員會のほとんど一致した意見と申しても過言ではないのであります。
そこで農林大臣は國土省というか、あるいは建設省というかによつて總合的なる計畫を立てられて、日本の國土の再建のためにいかに努力されるか、その點についてどういう御熱意があられるか承りたいのであります。
思いきつてこの機會に政府が國土省なり建設省なりを設けて、總合的統一的の施策を立てるのでなかつたならば、この災害を防止することはできないことを現地によつてはつきり認識してまいつたのであります。この點については運輸省には護岸計畫があり、商工省には電力局の關係があり、農林省には開拓局の關係がある。それらのものを全部ひつくるめて建設省なり國土省を設けるのでなければ、だめである。
まずアメリカでございますが、アメリカは一八七二年今から七十五年前でございますが、ナシヨナル・パークス・サーヴイスというものが國土省の中にございまして、有名なるエロー・ストーン公園なんかも、造化の妙に心を奪われて、野営のともし火を圍みながら自然に親しむ場所として、この地方を自然の状態を破壞しないようにして保護したいということが、事の起りのようであります。